サンクコストはプロスペクト理論のグラフで理解しよう

サンクコストって知ってますか?

資産運用、特に株式投資をしている人には耳慣れた言葉かもしれません。

 

とはいえ、ロスカットできず塩漬けしてしまうのは、サンクコストのせいだ。
サンクコストに囚われず、ロスカットしよう。


こんな理解ではないでしょうか?

 

今回は、そもそも何故サンクコストを気にして塩漬けしてしまうのか、プロスペクト理論のグラフから説明したいと思います。

サンクコスト(埋没費用)とは

埋没費用(まいぼつひよう、英: sunk cost 〈サンクコスト〉)とは、事業や行為に投下した資金・労力のうち、事業や行為の撤退・縮小・中止をしても戻って来ない資金や労力のこと[1]。
出典:埋没費用 - Wikipedia

要するに、すでに投入してしまったお金、労力、時間などの事です

 

資産運用では、主に株式を損切りできず塩漬けしてしまった時によく使います。

 

サンクコストに囚われず、損切りすべきだと

 

保有してうまくいくならそれで良いのですが、もっと良い株式があるのならば、サンクコストを気にせず損切りした方が良い結果になるでしょう。

 

ここでいうサンクコストは、株式の購入資金(含み損分)と株式の調査に使った時間です。

 

プロスペクト理論とは

プロスペクト理論とは利益と損失とその起こる確率が分かっている時に、人がどのように行動するか理論的に捉えたものです。

 

詳しくはこちらの記事をご覧下さい。

 

プロスペクト理論のグラフとサンクコストの関係

プロスペクト理論をグラフによって表すと次のようになります。

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横軸が損失と利益を表していて、縦軸はその心理的価値を表しています。

 

損失の方が受け入れ辛いため、利益に比べて損失のが心理的価値が大きくなるのが特徴です。

 

また、利益や損失が大きくなると心理的価値が段々変わりにくくなる、というのがミソです。

 

含み損を抱えた株を持っていた場合、さらに含み損が増えても、心理的価値は大きく変わらなくなります。

 

それよりかは幾ばくかの期待を胸に、含み損が減るのを待つ方が心理的価値が大きくなります。

 

もし含み損がプラマイゼロまで来たら、心理的価値は非常に高くなりますからね。

 

これが、含み損を塩漬けしてしまう理由という訳です。

 

まとめ

  • サンクコストはすでに投入してしまったお金、労力、時間などの事
  • 利益・損失が大きくなると心理的価値は段々変わりにくくなる
  • 損失が増えるよりプラマイゼロ狙いで塩漬けしてしまう

 

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