株式の売買記録を複式簿記で付ける方法

売買記録、付けていますか?

 

どの銘柄の売買でいくら儲かった(損した)のかを把握するには記録を付ける必要があります。

 

また、証券会社の取引報告書で検討するという方法もあります。

 

とはいえ、手数料を含めて正確に把握するのは意外と難しいと思います。

 

エクセルなどで付けるのも良いのですが、複式簿記で仕訳を書くと見やすい事に気付きました。

 

左右に分かれるから、ぱっと見で読み取りやすいんですよ

 

複式簿記で売買記録を書くとどんな風になるか、ご紹介したいと思います。

 

手数料を記録する場合

まずは手数料を記録する場合の仕訳を紹介します。

 

購入した時の仕訳

購入した時の仕訳は次のようになります。

 

日付 借方 貸方
10/15

株75,000

手数料100

現金75,100

 

借方側には株の購入額と手数料を書きます。

株のところは銘柄名にしておくのがオススメです。

 

貸方側には使用した現金の額を記載します。

 

売却した時の仕訳

購入した時の仕訳は次のようになります。

 

日付 借方 貸方
10/15

現金80,000

手数料100

株75,000

売却益5,100

 

借方側に売却で得られた現金と手数料を書きます。

 

貸方側には株を購入した時の金額を記載します。

最後に、借方と貸方がバランスするように売却益(損)を記載します。

 

損益の計算が必要なのがネック

手数料込みで仕訳する場合のネックは、売却益と損益が一致しない事です。

 

手数料は費用であるため、売却益から手数料を差し引く事で、損益を計算する事ができます。

 

損益=売却益5,100-購入手数料100-売却手数料100=4,900

これは現金が増えた量と一致します。

 

この計算の有無があるため、手書きでは手数料を記録しない方法のが便利かもしれません。

 

(注)簿記では購入時の手数料は株の金額に含めないといけない

今回、株の購入時に手数料勘定を使用しました。

 

手数料を記録するために、このように書いたのですが、これは簿記としては正しい処理では無いので覚えておいて下さい。

 

購入時の手数料は株の金額に含めておくのが正しい処理になります。

 

手数料は費用として処理されますが、株の金額は資産となります。

 

損益計算書やバランスシートにも影響があるため、簿記として正しい書き方では無い事はご承知下さい。

 

手数料を記録しない場合

次に、手数料を記録しない場合の仕訳を紹介します。

 

基本的に、手数料を株の購入費用に含めておけばOKです。

 

購入した時の仕訳

購入する際の仕訳は次のようになります。

 

日付 借方 貸方
10/15

株75,100

現金75,100

 

株の取得金額は75,000円、手数料が100円だとすると、合算して75,100円となります。

 

この合計額を左右に記載すればOKです。

 

売却した時の仕訳

売却した時の仕訳は次のようになります。

 

日付 借方 貸方
10/15

現金80,000

株75,100

売却益4,900

 

借方には得られた現金を書きます。

 

貸方には株の取得金額を書きます。

最後に、借方と貸方がバランスするように売却益(損)を記載します。

 

手数料を記録しない場合は、この売却益(損)が損益と一致します。

 

まとめ

  1. 株式の売買記録は複式簿記にすると見やすい
  2. 手数料を記録する方法もしない方法も可能
  3. 手数料を記録する場合、売却益から手数料を差し引く必要がある

 

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