【奨学金】借金には良い借金と悪い借金がある

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奨学金を借りるか悩んでますか?

 

この記事は次のような人に向けて書いています。

 

私自身は、全て親に出してもらったため奨学金は借りていません。

 

しかし、結婚した妻が500万円以上の奨学金を借りていたため、それを代わりに払っています。

 

奨学金は借りずに済むのなら、それに越した事はありません。

 

しかし、家庭の金銭事情により、進学するために奨学金が必要な場合もあると思います。

 

この時、「奨学金を借りてまで進学すべきかどうか」悩む人もいるのではないでしょうか。

 

奨学金を借りて進学するかどうか、その判断基準となる考え方を教えたいと思います。

奨学金は企業が行う設備投資と同じ

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奨学金は借金です。

ですが、借金=悪ではありません。

 

大学進学は企業の設備投資とよく似ています。

 

一般的に企業が生産量を増やす時は、銀行から借り入れをして工場や機械を増やします。

 

生産量を増やした事で売上が増加し、この利益から借り入れを返済します。

 

最終的な利益がプラスになれば、これは良い借金です。

 

大学進学も原理は同じです。

大学進学には授業料や下宿費、時間などの費用(投資)がかかります。

 

しかし、就職した後は高卒資格に比べて高い給与を得られます。

 

この給与の差分が、大学進学という投資に対するリターンになる訳です。

 

そして、銀行から借りる代わりに奨学金としてお金を借りる事になります。

 

この借り入れに対してリターンの方が十分大きいのなら、これは良い借金と言えます。

 

具体的な計算例

リターンの目安

私の勤める企業の場合ですが、高卒と大卒では初任給が4万円程の差があります。

 

年間48万円で30年間働くとすると、1,440万円の差になります。(※)

 

※実際にはここから税金と社会保険料が引かれます。

昇給も差が出るため、実際にはもっと差は開きます。

 

投資額

投資額にあたる、国公立大と私立大の学費の差を見てみましょう。

 

大学により費用は異なるので、概算値として捉えて下さい。

 

  • 国公立大:230万円(入学金30万円+50万円×4年)
  • 私立大(文系):330万円(入学金30万円+75万円×4年)
  • 私立大(理系):430万円(入学金30万円+100万円×4年)

 

私立大の場合、理系文系でかなり金額が異なります。

とはいえ、就職を考えると理系のが有利なため金額だけ見て判断しないように。

 

一人暮らしする場合は、さらに生活費が必要になります。

個人差は大きいですが、月10万円と仮定すると4年間で480万円となります。

 

先ほどの学費と生活費を合算すると、以下のようになります。

 

国公立大:710万円
私立大(文系):810万円
私立大(理系):910万円

 

どの場合においても、リターンの方が大きくなりそうです。

 

良い借金となる目安は国公立大学ではないか

概算ですが、学費や生活費を払ったとしても、進学した場合の方がリターンが大きくなるという結果になりました。

 

とはいえ、これは就職が上手くいった事が前提です。

企業によっては、高卒で働き出した方がマシだったという可能性もあります。

 

就職と学費の両方を見据えると、国公立大に進学する事が、良い借金である1つの目安では無いかと思います。

 

まとめ

  • 進学費用よりも給与額が増えるなら良い借金
  • 1人暮らしした場合でも進学のがリターンが大きくなる
  • 就職と費用を考えると国公立大が1つの目安