招き猫ファイナンス

国立院卒の理系君が金融について語ります。簿記2級ホルダー。企業の決算短信を年間200件読んでました

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具体的では伝わらない。伝わらないのは抽象的でないから

「これはわかりにくいから、もう少し具体的にして」

 

上司に資料のチェックをお願いした時、よくこういうセリフを言われませんか?

 

そして、違和感を覚えながら具体的に変えたら、

「う〜ん、何か違うなぁ」

いまいちな反応。

 

こうした時、本当に必要なのは具体的ではなく、抽象的にすることかもしれません。

 

具体的にすればわかりやすくなる。

これはNOです。実際には具体的すぎるとかえって伝わりません。

 

特に、内容を知らない人間にとっては、抽象的にした方が理解しやすいのです。

 

なぜ具体的だと伝わらないのか

例えば、あなたの日々の業務を説明したとします。

 

会社の基幹システムから特定のデータを取り出して、それをエクセルに転記。最後に計算して上司に提出しています。

 

具体的な話を聞いても、ふ〜ん、で記憶に残らないですよね。

 

これは抽象的に伝えた方がよく伝わります。

データ整理をしている、と説明すれば良いのです。

 

さらに具体的な内容から離れて、仕事の意味にフォーカスする方法もあります。

私は売上高の実績を集計しています、と。

 

こちらの方が分かりやすいですよね。

抽象的にすると情報量がぐっと少なくなり、伝えたい部分がはっきりします。

 

抽象的は曖昧ではない

どうも「抽象的=わかりにくい」

ネガティブと捉えている人が多いように感じます。

 

抽象的には次の2つの意味があります。

  1. 抽象して事物の一般性をとらえるさま。概念的で一般的なさま
  2. 現実から離れて具体性を欠いているさま。実際の有り様から遠ざかっているさま

 

わかりにくいのは2つ目の方です。

これは曖昧に近い意味です。

 

抽象化する時に、本質的でないことにフォーカスすると曖昧になります。

 

先ほどのデータ処理の例で、

上司の手伝いをしています。

というとかなりぼやけた曖昧な説明になります。

 

抽象化する時は、どこにフォーカスするかが大事なのです。

 

本質を捉えて抽象化する

冒頭で仕事の意味にフォーカスするパターンを例として挙げました。

 

さらに具体的な内容から離れて、仕事の意味にフォーカスする方法もあります。 私は売上高の実績を集計をしています、と。

 

抽象化していくときは、どこにフォーカスを当てていくかを重視しましょう。

 

本質を捉えるというと難しいかもしれません。

ピンとこない場合は、伝えたい相手が知りたいことにフォーカスすると言い換えてください。

 

相手が知りたいポイント、ここに絞って説明を進めると自然と本質を捉えていると思います。

 

具体と抽象

具体と抽象

 

 

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