家を建てると債務超過になる

東芝が経営危機に陥った時に、債務超過という言葉を聞いたのではないでしょうか。

なんかヤバそうな言葉だけど、自分には関係ないし、あまり気にしていませんよね。

ですが、ローンを組んで家を建てるとほとんどの場合で債務超過となります。

驚きましたか?
私は債務超過にしたくないため、家を建てる(買う)としたら、かなりの資産を積み上げてからにしようと考えています。

実はもう家を建てた人、マイホームの検討をしている人はぜひ読んでみて下さい。

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そもそも債務超過とは何か

債務超過(さいむちょうか)とは、債務者の負債の総額が資産の総額を超える状態。つまり、資産をすべて売却しても、負債を返済しきれない状態である。
出展:債務超過 - Wikipedia

引用元の通りですが、持っている資産よりも負債が多い状態が債務超過です。

上場企業は、債務超過が続くと上場を維持できなくなります。

東芝債務超過を避け続けたのは、上場廃止規定に引っかかるためです。

 

個人が債務超過になるとどうなるか

実は、普段は特に問題ありません。
債務超過だったとしても、普通に生活できます。

ですが、借金の返済が出来なくなると大変です。
返済出来なくなると、銀行は借金の一括返済を迫ってきます。

すると、家や車といった資産を売って返済する事になるのですが、
債務超過の時は資産よりも負債のが大きいのです。

そのため、資産を全て売ったとしても負債(借金)が残ってしまうわけです。
これが、個人が債務超過となった時の問題点です。

 

小まとめ

個人が債務超過になると

  1. 普段は問題ない
  2. 返済が滞ると借金だけ残る

 

家は建てた瞬間に2割引

一般的に新築の家は、住み始めると価値が2〜3割下落します。

これには大きく2つの理由があります。

 

①設計費用や販売費用が乗っているため

家の価格には、家の設計費用や不動産会社の販売費用が含まれています。
家も商品なので、当然、建築業者や販売業者の利益も含まれます。

そのため、一度買ってしまうと家の価値はその分下落します。

 

②中古になるため

一度他人が住んだ家に住みたいと思いますか?
もし、同じ価格で新築が買えるのならば、中古は選ばないですよね。

つまり、一度住んでしまうと新築の値段では売れないわけです。

 

家を建てると債務超過になる理由

さて、ここからが今回の記事のメインになります。

簿記や会計で使用するバランスシート(貸借対照表)を出てきますが、シンプルな表現にしたので読み進めてみて下さい。


家を建てるとバランスシートはどうなるか

家を建てる時、大半の方が住宅ローンを組むと思います。
例えば、5000万円の家をフルローンで購入したとします。

この時、バランスシートは以下のようになります。

資産:建物5000万円
負債:借入5000万円
純資産:0円


資産と負債が同じであるため、純資産は0円となります。

しかし、建物を2割引してしまうと、以下のように変化します。

資産:建物4000万円
負債:借入5000万円
純資産:▲1000万円


資産よりも負債が大きくなってしまったため、純資産がマイナスになりました。
これで債務超過の状態となりました。

他に現預金などがあれば、もっと資産額が増えて改善するのですが、頭金無しで購入すると、ほとんどこのようなバランスシートになります。

債務超過にならないためには

最後に、債務超過にならないための対策を紹介します。

 

中古の家を購入する

「②中古になるため」の項で書きましたが、新築の家は一度住んでしまうと価値が落ちます。

しかし、中古の家は元々価値が落ちているため、中古→中古ならば価値の下落は少なくて済みます。


資産を貯めておく

これはシンプルな対策です。
家を建てる前に、現預金や有価証券などの資産を作りましょう。

マイホームの価格の2割程度の資産があれば、家を建てても債務超過を避ける事が出来ます。

まとめ

  1. 債務超過になっても問題ないが、返済が滞ると借金だけ残る。
  2. 債務超過になるのは、家の価値が下がるから
  3. 債務超過を避ける方法は、中古の家の購入するか、資産を貯めておく。

 

今回はバランスシートに関する内容ですが、費用に関する内容が知りたい方は下記の記事をご覧下さい。

 

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