積立投資の利益の源泉は景気循環にある

積立投資をしていますか?

私はしています。

 

積立投資について語る時、積立と一括購入とどちらが有利かという議論が絶えません。

 

ランダムウォークを前提にした場合、資本主義経済は基本的に拡大するので一括購入のが有利となります。

 

しかし、ランダムウォークといえども10年単位で株価を捉えると、ほぼ必ずしも景気循環がある事が分かります。

 

一般的には一括購入のが有利ですが、景気循環を前提に考えると積立投資にも優位性があると考えます。

 

それは、景気循環が積立投資のリターンを底上げするためです。


今回は景気循環がどのようにリターンに貢献するのかお話ししようと思います。

景気循環とは?

好景気・不景気というように、景気は良い時と悪い時がありますよね。

 

景気循環というのは、景気は常に良かったり悪かったりするのでなく、良い時と悪い時が周期的に訪れているという概念です。

景気循環(けいきじゅんかん、英: Business cycle)とは、経済全体の活動水準である景気において、循環的に見られる変動のことである。景気変動(けいきへんどう)、景気の波(けいきのなみ)とも呼ばれる。景気が一定の原因により決まった周期で恒常的・法則的に循環すると考える説を景気循環論という。

出典:景気循環 - Wikipedia

 

景気循環は各局面を2分割する考え方と4分割する考え方があります。

個人的に局面は4分割した方が、現在の状況を捉えやすいと思います。

 

4分割の場合、各局面は以下の4つ分けられます。

  1. 回復期
  2. 好況期
  3. 後退期
  4. 不況期

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景気循環局面の分割については、

  1. 1循環を拡張(拡大)局面(好況、ブーム (boom)、エクスパンション (expansion))と後退局面(不況、リセッション (recession)、コントラクション (contraction))の2局面に分ける考え方
  2. 1循環を回復、好況(拡張・拡大)、後退、不況(収縮)の4局面に分割する考え方 がある。なお、日本の内閣府は2局面に分割して、景気循環を表している。

出典:景気循環 - Wikipedia

 

景気循環は積立投資に貢献する

積立投資の強みはどのタイミングでも新規購入をしている事です。

 

10年間積み立てれば、回復期・好況期・後退期・不況期の全期間を通して購入する事が出来ます。

 

一括購入の場合は、最悪の好況期に買ってしまうリスクもあります。

 

積立投資ならばベストタイミング以外でも購入しますが、ミスはありません。

 

そして、後退期と不況期で購入した分が平均購入単価を下げ、好況期には大きなリターンが得られます。

 

株価がヨコヨコやゆったりとした右肩上がりでは、リターンは大きく膨らみません。

この場合は一括購入が有利です。

 

しかし、経済の仕組みを考えると、景気循環が無くなる事は考えにくいです。

 

そのため、積立投資をするなら景気循環を前提に置くのが重要です。

 

今はよく分からずとも、10年以上を前提にすれば景気循環によって見事な含み益が形成されると思います。

 

リターンを底上げするコツ

最後に景気循環を前提とした上で、リターンを底上げするコツを紹介します。

 

積立投資では基本的に何も変えないのが正解です。

 

ですが、とあるタイミングで追加購入すると高い確率でリターンを増やす事が出来ます。

 

それは、保有資産が含み損状態の時です。

景気循環のグラフを見ると分かりやすいのですが、含み損となるタイミングは後退期と不況期です。

 

最終的に売却するポイントは、回復期か好況期のため、後退期と不況期で購入した分は利益になります。

 

そのため、リターンの底上げが欲しい人は含み損のタイミングで積立とは別に購入するのをオススメします。

 

まとめ

  • 後退期と不況期で購入した分がリターンに繋がる
  • リターンを底上げしたいなら含み損の時に買い増す

 

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